症状としては不正出血などがありますが、初期には無症状です。
進行がんでは子宮の摘出が必要になります。
20代~30代でも発見されることがある「がん」です。
子宮頸がんは早期発見が可能な「がん」です。
早期に発見できれば、子宮を取らずに治療ができ、将来の妊娠も可能です。
近年若年者の子宮頸がんが増えています。
20歳になったら、定期的に「子宮頸がん健診」を受けましょう。
専用のブラシで子宮の入り口をこすり、細胞を採取します。
検査に伴う痛みはほとんどなく、30秒程度で終了します。
検査後に少量出血することはありますが、心配いりません。

採取した細胞を顕微鏡で検査し、判定します。結果がでるまでに7~10日程かかります。
結果は受診していただくか、郵送での報告になります。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は誰もが感染する可能性がある、ごくありふれたウイルスです。
感染してもほとんどの場合、自然に排除されていきますが排除されずに感染が長引くと子宮頸がんを発症することがあります。
発がん性HPVには15種類程のタイプがあり、予防ワクチンはこのうち16型と18型の感染を防ぎます。
予防効果が100%ではないので定期的に子宮頸がん健診を受けてください。
重傷のアレルギー反応を起こす頻度は0.1%未満と稀です。
2回目の接種は1回目の接種後から2ヶ月後に行います。
3回目の接種は1回目の接種後から6ヶ月後に行います。