ロスタイムでの本田のPK、気合はいっていましたね。

香川も、岡崎も、遠藤も、長谷部も、それぞれがいい動きをしていたと思います。

清武や乾をもっと見たかった、というのは贅沢でしょうか。

ザッケローニ監督、控えの選手を含めて一体感のあるいいチームですよね。

 もう20年以上前ですが、学生時代に代表の試合を観にいったことがあります。相手は中国で、ここで勝つか引き分ければメキシコ以来のオリンピック出場という大一番でした。

ドイツから奥寺が帰国し、注目された試合です。場所は国立競技場でした。試合開始前から大変な盛り上がりで、選手がグランドに現れると、スタジアムは最高潮に達しました。

僕も身震いするくらい興奮したことをついこの間のことのように覚えています。

試合結果は・・・０－２の惨敗で、しょぼしょぼと帰ってきました。

 時は過ぎ、日本のサッカーは強くなりました。僕の学生当時はWCなんて夢のまた夢でした。日本人には無理だろう、となかばあきらめていましたが、Jリーグができ、選手・スタッフ・サポーターの意識が変わりました。日本でのWC開催も実現しました。「変われば変われるもんだな、やればできるもんだな」というのが、当時のサッカーを知る僕の素直な想いです。

 昨夜のインタビューで、本田は「コンフェデで優勝をめざします。」と宣言していました。

期待しています。日本のサッカーはもっともっと強くなる、僕も信じて応援します。