スタッフブログ

2016年8月の記事一覧

子供の貧困対策に取り組んでいます

Date.
2016.08.30
Category.
お役立ち情報, 雑感・その他

こんにちは。副院長の渡邉です。

みなさん、いま日本の子どもの6人に1人が貧困だという話を聞いたことがあるでしょうか。貧困の子どもなんて海外での話だと思っていましたが、自分達の国でも実際に貧困があり、そのために一部の子どもたちは十分な食事がとれなかったり、将来への夢を諦めてしまうという現実を知って私は衝撃を受けました。

われわれ産婦人科従事者にとって、新しい命をこの世に元気に送り出すことが使命だと思っていますが、その送り出した先の世の中が、子どもにとって育ちにくい環境であるということは大きな問題と考えます。

そこで、われわれ産婦人科として何か出来ることはないか検討してきました。貧困問題を解決できる訳ではありませんが、民間の力で地域住民の方々とともに子どもたちを見守り育てていくことは出来るはずです。なべちゃん.jpg

この考えにご賛同いただいた長野市・更北地区社会福祉協議会、更北民児協、子育て支援グループの方々とともに現在計画を進めています。具体的には妊娠中からの貧困家庭の早期把握とサポート、こども食堂や無料学習塾の開催などです。このような活動を通して、子ども達を孤立させず、将来への夢や希望を持てる環境を作りあげていきたいと考えています。

子ども達は未来を担う大きな希望です。そして子ども一人一人が、安心して、心豊かに、自分らしく生きる権利を持っています。そんな子ども達の成長をサポートしていけるよう、これから地域の皆さんにもご協力をお願いすることがあるかと思います。もしご興味がある方は、当院のメールアドレスまでご一報をお願いできれば幸いです。よろしくお願いします。

 

 

 

投稿者:医師 渡邉 貴之

たくさんの優しさに支えられて・・・

Date.
2016.08.22
Category.
雑感・その他

こんにちは検査技師の駒村です。みほちゃん1.jpg
お盆が過ぎ、朝晩は涼しく窓から風が入る日は夜も寝やすくなりました。体調は崩されていませんか?
この度二人目を授かり、827日から産休を頂く事になりました...。とはいっても今回の妊娠、切迫早産になり27週から自宅安静でお休みを頂いています(^_^;)
早産とは220日から366日までに産まれる事を言いますが、切迫早産とはその一歩手前の産まれそうな状態のことを言います。お腹の張りが頻繁に起こり、子宮口が開き赤ちゃんが産まれてきそうな状態を言います。下腹部痛やお腹の張り、不正出血や破水などが切迫早産の兆候に挙げられます。
私の場合は、お腹の張りと子宮頸管が短くなってしまった事による切迫早産でした。自宅安静と言われた頃は34週まで働いて普通に産休に入るものと思っていたので、働きたいという思いとの葛藤でしたが、先生やクリニックスタッフの色々な面での優しさに支えられてお休みを頂く事になりました。「炊事・洗濯・掃除はしないほうが良い」、「上の子の抱っこもできればしないほうが良い」との事で実家の父や母、弟家族、旦那や子供に手助けをしてもらいながらやっと33週になりました。二人目になると上の子にどうしても手がかかり、働いている時は寝る前のほんの数分しかお腹の子と向き合う時間がありませんでしたが、お休みを頂いてからは胎動を感じる時間を多く持てたり、どんな名前が良いかなぁと考えたりする時間が持て、とても貴重な時を過ごす事ができています(*^^*)みほちゃん2.jpg
上の子はというと今27ヶ月になりますが、ここ12ヶ月をピークに今まで自分でできていた事を何でも「やってやって」、「かかは?かかは?」と、どこにでもついてきます(^_^;)。前は赤ちゃんのエコーの写真を見せて見せてと喜んで見ていましたが今は全く興味を示しません...。
まさしく赤ちゃん返りです(^_^;)
赤ちゃん返り...卒乳や弟や妹ができ自立の一歩を踏み出す年齢によくみられるようで、自分で色々出来るようになり自立への自信になる一方で親から離れていく寂しさも芽生えるためのようです。そんな時に赤ちゃんのような存在に戻って、親の愛情を確認する事で不安をなくそうとする行動にでるようです。赤ちゃん返りの発端は何かしらの不安や出来事からくるストレス。自分が赤ちゃん返りしている時の親が感じるストレスにも敏感。なので一緒に乗り越えることが一番!...なのですが大変ですよね(^_^;)子供にも色々我慢してもらっているので、そんな姿を見ると涙が出るときもたびたびあります。
今回の妊娠、たくさんの人の優しさに支えられ、お腹の赤ちゃんも順調に大きくなっています、お世話になりながらあと3週間は頑張りたいと思います。なかなか健診で顔を見せてくれない我が子ですが、一番顔の見やすい27週頃では上の子とお腹の赤ちゃん2人共顔を見せてくれました。似てるのかな...?みほちゃん3.jpg
妊娠・出産というとママがメインではありますが、家族やまわりのみんなの大きなイベント。エコーのお部屋はどなたでも一緒に見て頂けます。上の子が騒いでしまっても大丈夫です。是非同じ時を感じる機会を多く持って頂けたら嬉しいです(*^^*)

投稿者:検査技師 駒村 美穂

思い出に残る写真を残せるように・・・

Date.
2016.08.15
Category.
雑感・その他

こんにちは。検査技師の小山です。IMG_1622.jpgのサムネイル画像
毎日暑い日が続いてますが皆さん体調崩していませんか?
今月始めに育休から復帰しました。復帰前はとても不安でしたがいざ復帰してみると妊婦さんのお腹の赤ちゃんを見るのがとても嬉しい毎日です。
我が家には子供が三人います。なのでお腹にいた時の超音波の写真も三人分あります。先日長女がどこからか超音波の写真を探してきて「これ末っ子のお腹にいる時の写真だよね!」と持ってきました。「なんで末っ子って分かるの?」と聞くと「だって末っ子たまにこんな顔してるじゃん!」と言ってました。本当かな??そんな末っ子の超音波の写真から約1年後こんなに大きくなりました!
妊婦さんの思い出に残る写真を残せるように日々努力していきたいと思います。

投稿者:検査技師 小山 真紀子

いつも二番手だった私が・・・。

Date.
2016.08.09
Category.
雑感・その他

こんにちは。受付の久保田です。DSCN2206.JPG
前主任の宮嵜さんの退職に伴い、今までは総務と事務と別れた業務を行っていましたが、新体制となり、総務と医事課が合体しました。そして、8月より主任をさせて頂いております。
主任の話が出た時に私が思ったこと...
宮嵜さんの影に隠れて、ずっと甘えてきてしまった私には寝耳に水の話で、こんな2番手人生の私に主任なんか務まるはずがないと、不安な気持ちしか湧いてこなかったのです。小学校では副班長、中学校では美化委員の副委員長と、まさに2番手の位置で力を発揮してきました!
そんな不安しかなくて、「どうしよー!?」って悩んでいた時に、総務の丸山さんに「大丈夫。根拠はないんだけどね、ゆかりちゃんとなら私は大丈夫だと思うの。」と、声をかけて頂き、なんだかすごくホッとしたんです。安心したんです。根拠はないけど、大丈夫かも...って。
奥様の祥子さんには「ゆかりさんと宮嵜さんは全くカラーが違うけど、ゆかりさんのカラーでこれからの事務を作っていいんだよ。心配することないよ。みんなついているんだから」と声をかけて頂きました。
宮嵜さんに教えて頂いた、患者さんに寄り添う心を大切にして、事務のスタッフにも寄り添いながら働きやすい環境を整えて、個人の持つ可能性を存分に発揮出来る現場作りに取り組んでいきたいと思っています。
どうなってしまうのかと不安がってばかりいるのではなく、どこまで頑張れるのか、頑張ってみたいと思います。これからも、私のおでこと、板倉の総務医事課に要注目ですよ!

投稿者:医事課主任 久保田ゆかり

第2回 夫力・父親力アップ教室を開催します

Date.
2016.08.03
Category.
クリニックからのお知らせ, スタジオ・ボイト

 

今年も、やります。

「第2回夫力・父親力アップ教室」924日(土)午後に開催します。IMG_1122.jpg

昨年度の内容をブラシュアップし、楽しみながら、

奥さんとのコミュニケーションのコツ、育児のヒントを

持ち帰ってもらえるような教室にします。

参加お待ちしています!

 

場 所 :スタジオ・ボイト2F 研修室

日 時 :9月24日、土曜日、14:00~18:00

対 象 :奥さんが妊娠中、またはお子さんが2歳までの男性

講 師 :板倉憲二(院長)、所清司(料理長)

募集人数:先着12名

参加費 :2,000

応募方法:下記アドレスへメールにてお申込みください。

                infoitakura-cli.jp   

*第1回の内容、参加者の感想は(こちら)をごらんください。

                         ↓↓

http://www.itakura-cli.jp/staffblog/2015/06/1-1.php

投稿者:院長 板倉 憲二

私の大事な味

Date.
2016.08.01
Category.
雑感・その他

こんにちは。厨房の田幸です。DSC_0022.jpg

厨房では、今年6月より「ママと赤ちゃんのレシピ集」としてクリ二ックでお出ししているお食事のレシピをホームページにてご紹介しています。

お気に入りのメニューがございましたら、ぜひお試し下さい。素材の味をいかした手軽に作れるシンプルなお料理です。

お好みで「ママの味」にアレンジしてもお楽しみいたただけると思います。一品でも忙しいママのお助けになれば幸いです。

 http://yui-recipe.itakura-cli.jp/


幼い頃(小学生位まで)、我が家では祖母が食事を作ってくれました。

レパートリーも狭く、けして料理は上手ではなかったけれど、無駄なく、ある材料を工夫しながら料理をしている祖母の姿を見るのが好きでした。

母も仕事から帰って来て食事の用意が出来ている事に、いつも感謝していました。

祖母が作ってくれた料理には祖母なりの料理名があって、よく作ってくれたのは通称「肉鍋」。

いろいろな野菜をたっぷりと後は豚肉を入れ、醤油味で煮て完成。

素材の旨味で簡単に栄養たっぷりといった感じでしょうか。汁まで皆でいただきました。

またある日、私が風邪で学校を休み食欲もなく寝ていると祖母が、「おだんご食べる?」と聞いてくれたので、「うん...食べたいな...。」と答えたけど、

えっ...おかしいな...いつ買いに行ったんだろう...と思いながら台所へ行くと、なぜか「すいとん汁」が...。DSC_0015.jpg

「おばあちゃん...?おだんごは?」と言う私に「これはだんご汁とも言うんだよ〜。」  「...。」


きっと少しでも栄養を取って早く治るようにとの、祖母の思いだったのかもしれません。

子どもながらにつかの間イメージした甘辛団子の思いを完全払拭し、動じた態度一切ナシでだんご汁をいただきました。

(たしかに郷土料理ですいとん汁と似た料理でだんご汁があります)


食材を大切に、心を込めて作る、そしてそれを感謝していただく。

毎日家事や育児で忙しい日々をお過ごしと思いますが、料理に得意、不得意はあっても

皆で囲む食事が笑顔であるならば、ご家族にとってそれは心に美味しい料理であり、何より大切な栄養源だと思います。

あれから40年以上経った今も祖母の思いと、作ってくれた料理が、懐かしく私の心の中で生きています。

投稿者:厨房 田幸 紀子
ページトップへ戻る