スタッフブログ

助産師という仕事に就いて「今」思うこと・・・。

Date.
2015.05.29
Category.
雑感・その他

こんにちは 助産師の中村です。

・・・少し、私の自己紹介をしますね。

 現在、私は板倉レディースクリニックを定年退職して今年で3年程になろうとしています。今は、以前の半分以下の仕事をさせて頂いています。(云わば化石の人です)CIMG1492.JPG

 助産師という仕事に就いて、若い頃はそれ程情熱があった訳ではありませんが、職業人として、終止符を打とうとしている此の頃になり、この仕事に出会うことができて本当に幸せであったと思います。

 それは、人の人生の出発点に立ち会える尊い仕事と心の中心より思えるからです。そして、この「時」を共にした赤ちゃんの将来・未来が平和で愛や慈しみに満ちている事を願わずにはいられません。

 

 お産について思うことは、産婦さんや家族の方に『いつ産れますか?』と聞かれることが多々あるのですが、多くの場合、人の顔や骨格、性格が皆違うように"形の如く"には行かないものです。出産を控えている皆さんは、おなかの赤ちゃんと一緒に頑張れる備わった力を持っているはず、自分の身体を信じて来るおなかの赤ちゃんに出会えるその時に備えましょう。

 私たちスタッフは、そんな皆さんや赤ちゃんのお手伝いを多面に渡りする立場です。ときには、cool(医療従事者としての目を失わない様)に、時には寄り添うheart(姉妹のような母のような)を持ってより良い出産を迎えられる様に努力したいと思います。

  最後に、私が「板倉レディースクリニック」に雇用された開院時を振り返り日々感じる事は、板倉レディースクリニックが、そこに止まる所を知らず、進化の一途を辿っていると思える事です。これはスゴイことだと思うのです。

 そんな、時の流れを名残惜しむように、助産師としてもう暫く楽しみたいと思っています。

 どうぞ、皆さんよろしくおねがいします。

投稿者:助産師  中村 美喜子
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