スタッフブログ

共通言語は「心・不・全」と「2回チャレンジルール」

Date.
2015.06.12
Category.
お役立ち情報

こんにちは。検査技師の田中です。

昨日は、全スタッフによるミーティングが行われました。image2.JPG

今回は、先月末にスタッフ7名で参加してきた医療安全の研修会の報告会を兼ねて、みんなで「医療安全」について考えました。

事前に、研修会に参加したスタッフで、当院で取り入れていきたいエッセンスを確認し、今回院長から、業務上のミスの原因はなにか、どうしたら防げるのか、そして共通の意識として大事なキーワード、2つが発表されました。

  1. 「心・不・全」

    これは、「配です。安です。安にかかわる問題です。」この言葉をつかうことで、自分の考えを相手に伝えやすく、また聞く側も気持ちよく聞くことができるというものです。

  2. 「2回チャレンジルール」

    自分の意見を伝えるとき、一回目は軽く聞き流されてしまっても、そこでめげずにもう一回はっきりと意思表示してみるということです。また2回言われた方も作業の手を止めて、しっかり聞き対応する必要があります。

職種や年齢などが異なる職場環境では、安全上に多少の不安があっても、なかなか自分の意見が言いにくい状況があります。しかし、医療の世界では、ちょっとのミスも許されないことが多く、ミスを回避するためにも意見を言いやすい環境つくりが必要です。そして今回、みんなの意識が統一できるようこのキーワードを踏まえて、グループ毎のワークショップをやってみました。これは、先日の研修会でもおこなったのですが、過去の失敗例をもとに、何が原因でミスが起こったのか、どうしたら防げていたのかを考え、寸劇として発表しあいました。シナリオを考えていくうえで実際のミスと直接関係がない職種のスタッフの意見を聞いてみたり、今後同じミスをなくすための提案があったりと、実のあるワークショップとなりました。どのグループも当院のスタッフらしく、まじめな中にも笑いあふれる寸劇でした。image4.JPG

患者さん、妊婦さん皆様に安全、安心な医療を提供できるように、これからも板倉レディースクリニックのスタッフ一同、気持ちを引き締めていきたいと思います。image3.JPG

投稿者:検査技師主任 田中 亜紀子
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