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個別栄養相談は自分と見つめ合う時間

Date.
2016.09.12
Category.
雑感・その他
こんにちは。厨房、管理栄養士の戸谷です。
 
栄養相談が始まって、1年が過ぎました。現在も月2回(第2、第4の水曜日の午後)のペースで行っています。主に妊娠糖尿病の方、BMIが高め、体重が増えてきてしまった方が対象です。
 
1回のご相談ですが、何か一つでも患者さんの心に残るような内容になればいいな、と思いながら毎回お話を伺っています。
 
今まで相談をしている中で色んなお母さんに出逢いました。お母さん方には少なからず「ちゃんと赤ちゃんの事を考えて、栄養を摂りたい。」という気持ちがありました。
毎日、夜遅く帰宅するご主人の為に温かいご飯を作って待っている、というお母さん。上のお子さん達と少しでも触れ合う時間を作りたい、というお母さん、保育園の送り迎えや、家族のお弁当作り、状況は皆さん一人一人違えど、共通しているのは「自分の事は後回し。」という現状でした。なので朝食は菓子パンなどで簡単に済ませてみたり。朝食と昼食が兼用になっていたり。家族想いが裏目に出てしまっているのです。
 
忙しい中でも、気持ちにゆとりを持っていられたなら、お母さん方も少しは自分のコトも大事にしてあげられるのではないかな。
そう考え、栄養相談はどちらかというと、指導ではなく、自分と見つめ合あう時間です。
 
栄養相談を立ち上げる一番最初、皆で決めたことがあります。
それは「否定をしない。」ということです。
 
お母さん自身が主体となって、前向きな気持ちでお食事と向き合ってほしいという願いからです。私達はそのお手伝いをさせていただきます。
これからも家族の健康を担って行くお母さん。お母さん自身がいつまでも健康で、笑顔で、明るく、家族みんなの元気の源であってほしい、そんな想いで栄養相談をしています。
 
チラシが出来ました。もし、声を掛けられたらご検討ください。attachment00.jpg
 
お帰りの際はきっと、笑顔です。
 
投稿者:厨房 戸谷 寿江
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