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『2018年、ちょっと、頑張りましょう!』

Date.
2018.01.10
Category.
雑感・その他

新年、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。年賀状.jpeg

 

 お正月に中学1年生の息子に誘われてインターネットの性格診断をしました。10個程度の質問に答えるものですが、「あなたはストレスに強く、M体質です。」と診断されました。今まで意識したことはなかったのですが、確かに「困難な状況をどうやって乗り越えようか」というのは好きかもしれない。「そうか、確かに僕はM体質かもしれない」と妙に納得してしまいました。

 

 お正月の新聞記事に『働き方改革』の特集記事がありました。その中で、ドイツ日本研究所所長フランツさんのコメントが印象的でした。『ドイツでは成果が重要で、長く働いて時間がかかるのはおかしいと見られる。一方日本では、努力が評価基準になっており、それを見せようと残業が増えてしまう。ドイツでは「頑張る」という精神は理解されない。』

日本の年間平均労働時間が1713時間に対し、ドイツでは1363時間、ドイツには年30日の有給休暇があるそうです。ドイツでは仕事よりプライベートを優先する風潮があり、休みをはっきり主張できるのだそうです。一方、自分が忙しいとき周囲に助けを求めても「時間がない」とあっさり断れる、という話が紹介されていました。

プライベートな時間が多く、羨ましいですよね。ただ、僕は日本人でよかった、と思いました。仕事の評価基準が個人の業績で評価され、長く仕事をすると評価が下がるしくみであれば、だれも他人の手助けはしなくなるでしょう。皆さんは協力体制のない職場で働きたいでしょうか?日本がドイツに学ぶべき点は多いと思いますが、ドイツが日本に学ぶべきこともありそうです。

ドイツはサッカー大国で、香川真司をはじめ多くの日本人選手が活躍しています。日本人の献身的なプレーが高く評価されています。サッカーではよくホームゲームにアドバンテージがあるといいます。なぜホームが有利なのでしょうか。それはホームゲームでは圧倒的な応援があるからだというのが定説です。なぜ応援されると、選手のパフォーマンスがあがるのでしょうか?応援をうけることで選手の意識が高揚し、苦しい状況でも頑張れるからではないでしょうか。ドイツ人だって本当は、頑張ることの力を知っているのです。

  

私は、よくスタッフにちょっと無理して頑張ろう、と言っています。ちょっと、というのがミソです。頑張りすぎは禁物です。現状に満足せず、ちょっとずつ成長していくことが大切だと思っています。チャレンジして、失敗して、工夫してやるからこそ達成感があるのだと思います。・・・やっぱり、僕にはM体質がありそうです。

投稿者:院長 板倉 憲二
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