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明楽愛める事(あきらめる)

Date.
2018.05.15
Category.
雑感・その他

こんにちは助産師の坂田です。坂田さん.jpg
GWも終わり、梅雨の時期に向かいますね。
花粉症対策の次は梅雨対策。
暑い日もあれば、雨が続くと肌寒くなったり...
体調を崩しやすい時期でもありますので、みなさん寒暖の差に注意してお過ごし下さい。
そして紫外線も気になる時期。パソコンやスマホでお馴染みの、あの有名なブルーライトも紫外線と同じ性質があるとの事で、女性の敵「シミ・シワ」の原因になると言われています。屋内だから大丈夫とは言えない時代なのでしょうか。...そしてそんな中、クリニックでは全面的に電子カルテに移行し、個人的にブルーライトと戦っています。
気付けば一年中〇〇対策。仕事や家事、育児をこなしながらの女性にとって、悩みやストレスはなかなか尽きないものですね。。。
そうなると、ストレス解消の話になるのがオチですが...。

話は少し変わり・・・。

先日ヨガのインストラクター向けの雑誌を読んでいたところ、子育て期に頑張り過ぎているママ達にぜひ読んで欲しいな、と思った記事がありましたので、抜粋します。
「働き方改革の取り組みが進む中でも、日本の習慣から『女性は家事や育児をきちんとしたうえで働くべき』という考え方が社会的にも家庭的にも残っている。〜中略〜
子どもにとって最高のお母さんとは、『まあまあのお母さん』。頑張り過ぎないで、心穏やかに明(あき)楽(ら)愛(め)る事。子育て期におこる様々な問題は、ママが頑張り過ぎた時に起こることがほとんど。こうじゃなきゃダメと心を堅くしてしまいがちな時期だから。」

「あきらめる(諦める)」ってなんだか、頑張ったのに出来ない自分を認めるとか、これ以上努力しないといったマイナスのイメージに感じる言葉ですが、
漢字を変えて「明楽愛る」にすると、力の抜き方が上手く、人や物事と上手に向き合えているプラスのイメージにも変わりますね。

スタジオのヨガのクラスに来てくださる妊娠中、又は産後のみなさんの中にも、「母親として、赤ちゃんのためにやれる事、より良い事を」と赤ちゃんのために...と来てくださる方もいます。助産師として、ヨガの講師として、その気持ちも大切にしていきたいのですが、ぜひ一度、自分が楽しく母親をやっていくため...という気持ちでも来てみて欲しいとも思います。
「こうじゃなきゃダメ」とか「これをしなきゃダメ」と緊張して堅くなってばかりいると、なかなか余裕は持てず、赤ちゃんの可愛いさや育児の楽しいところに気付けない事があるかもしれません。それではもったいないですね。
ヨガでは、赤ちゃんに付き合ってもらいながら、自分の身体の不調を軽減させたり、代謝を高めたり、リフレッシュしたりします。そうする中で心の余裕が出てきます。時には家では気付けない赤ちゃんの反応を見て可愛いと思ったり、リラックスしている時の胎動の違いを感じながら、ココロとカラダの力を抜いて、明るく楽しく出産や育児と向き合えたら、より一層赤ちゃんの愛おしさに勇気をもらえると思います。

写真はヨガ講師三姉妹(?)と、いつも楽しく参加してくださるみなさんです(╹◡╹)

投稿者:助産師 坂田 智美
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