スタッフブログ

長野市新生児勉強会出席にあたって

Date.
2018.10.29
Category.
雑感・その他

木々の色づきと共にめっきり寒くなってきましたが、体調を崩さずお元気にお過ごしの事と思います。木伏さん.jpg

我が家でも朝晩暖房を使い始めましたよ。風邪をひかないように栄養と睡眠をしっかりとるよう心がけてくださいね。

大変ご無沙汰しておりました。久々のブログになります、クリニック最年長の助産師木伏です。

3年ほど前から長野日赤病院小児科の先生方と長野市内の産婦人科医療機関との勉強会が開催されております。

症例をもとに最近の医療情報、意見交換、質疑応答等2時間弱の濃密な学習内容となっております。

今回のテーマは「先天性心疾患」についての内容でした。

出生直後、あるいは数日後に心臓に雑音が聴かれる、呼吸数が多い、血液内の酸素濃度が低い、哺乳が十分に出来ない、高熱がある等により当院から総合病院に転院の赤ちゃんも珍しくはありません。

転院されたご家族、特にお母さんの不安、悲しみは自身の経験上から十分に承知しておりますが、一時的なものなのか他に原因があっての症状なのかの見極めるためにも早期に専門医師による診察の必要性をご理解頂きたいと思います。

出来るだけ早期に赤ちゃんを楽にしてあげたいとの思いです。

新生児勉強会では新生児治療における様々な検査、観察項目、管理内容について、そして小児科医の診療必要時の搬送、、紹介の方法について具体的にご指導いただいております出生直後の赤ちゃんは 呼吸や循環など急激な変化現象が起きています。

「新生児は急変する」のメンタルモデルの共有として、当院では出生直後の赤ちゃんの手順内容が10月から変更になっております。 

しっかり呼吸をし 酸素の取り込みも良好となり状態が安定してから写真撮影に移行と変化しております。

昨年はこども病院で新生児看護セミナーに出席させて頂きましたが、毎年スタッフが交代でセミナーに出席し知識の統一を図っています。

フィジカルアセスメントが主な内容ですが、言葉を発しない赤ちゃんからの信号をしっかり受け止めるためにも院内外での学習参加姿勢を持って勤務にあたりたいと思います。                   

投稿者:助産師 木伏 敬子
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