スタッフブログ

雑感・その他の記事一覧

助産師外来デビュー

Date.
2018.11.06
Category.
雑感・その他

こんにちは、助産師北村です。    _20181102_165858.JPG

先日妹の娘たちの音楽会を見に行ってきました。

そこの学校は体育館で行うのではなくホールで行うのです。

寸劇が始まったり、フォーメーションを変えたながら演奏したり、ソロがあったりと、どの学年も思考を凝らしたものでした。

舞台の大勢の中、堂々と演奏したり歌っている姿は、親でない私でも感動し、子ども達の成長を感じられるものでした。

 

 さて、入職してから4年目に突入します。

今まで病棟勤務がメインでしたので、患者さんとは病棟に入院してきてからの出会いでした。

少しずつできることが増え、助産師外来を担当するようになり、妊娠期からお産に向けて、さらにその後の育児にむけて関わりができることがうれしいです。

私的な考えですが、助産師外来を行うようになり、やっと一人前の助産師になれたようなそんな思いでいます。

まだ慣れず、説明すること、確認することに追われてしまっています。

妊婦さんのお話に耳を傾けられているのか、不安に感じていることを察することができているのか?話のしやすい環境づくりができているのか・・・まだまだスキルが追い付きませんが、それでもやっとここまできたな~と。ひそかに自分の成長に喜びを感じています。

私は当クリニックに、見習いたいスタッフが沢山います。そんなスタッフをモデリングしながら、これからも自分のペースで成長していけたらと思っています。_20181104_212956.JPG

 来年はどんな私になっているのか楽しみです。

投稿者:助産師 北村惠子

長野市新生児勉強会出席にあたって

Date.
2018.10.29
Category.
雑感・その他

木々の色づきと共にめっきり寒くなってきましたが、体調を崩さずお元気にお過ごしの事と思います。木伏さん.jpg

我が家でも朝晩暖房を使い始めましたよ。風邪をひかないように栄養と睡眠をしっかりとるよう心がけてくださいね。

大変ご無沙汰しておりました。久々のブログになります、クリニック最年長の助産師木伏です。

3年ほど前から長野日赤病院小児科の先生方と長野市内の産婦人科医療機関との勉強会が開催されております。

症例をもとに最近の医療情報、意見交換、質疑応答等2時間弱の濃密な学習内容となっております。

今回のテーマは「先天性心疾患」についての内容でした。

出生直後、あるいは数日後に心臓に雑音が聴かれる、呼吸数が多い、血液内の酸素濃度が低い、哺乳が十分に出来ない、高熱がある等により当院から総合病院に転院の赤ちゃんも珍しくはありません。

転院されたご家族、特にお母さんの不安、悲しみは自身の経験上から十分に承知しておりますが、一時的なものなのか他に原因があっての症状なのかの見極めるためにも早期に専門医師による診察の必要性をご理解頂きたいと思います。

出来るだけ早期に赤ちゃんを楽にしてあげたいとの思いです。

新生児勉強会では新生児治療における様々な検査、観察項目、管理内容について、そして小児科医の診療必要時の搬送、、紹介の方法について具体的にご指導いただいております出生直後の赤ちゃんは 呼吸や循環など急激な変化現象が起きています。

「新生児は急変する」のメンタルモデルの共有として、当院では出生直後の赤ちゃんの手順内容が10月から変更になっております。 

しっかり呼吸をし 酸素の取り込みも良好となり状態が安定してから写真撮影に移行と変化しております。

昨年はこども病院で新生児看護セミナーに出席させて頂きましたが、毎年スタッフが交代でセミナーに出席し知識の統一を図っています。

フィジカルアセスメントが主な内容ですが、言葉を発しない赤ちゃんからの信号をしっかり受け止めるためにも院内外での学習参加姿勢を持って勤務にあたりたいと思います。                   

投稿者:助産師 木伏 敬子

信頼から始まるチームワーク

Date.
2018.10.22
Category.
雑感・その他

こんにちは。厨房主任の田幸です。DSC_0094.JPGのサムネイル画像

菊の花も咲き始めすっかり秋らしくなりました。新米、フルーツ、きのこなど秋の美味しい食材がいっぱいです。

先日厨房では、院長、副院長にも同席していただき退職された小山さんと入職された山岸さん、加藤さんの歓送迎会を行いました。

小山さんが退職された次の日出勤すると、厨房の冷蔵庫や調理器具がピカピカになっている事に気がつきました。

仕事最後の日に磨いていってくれたそうです。

クリニックに対しての感謝の気持ち、そして小山さんの「仕事」に対する思いを、綺麗になった道具を見てじーんと感じました。

仕事に前向きで、学ばせていただいた事もたくさんありました。

いろいろ提案してくれた小山さんに心から感謝しています。


新人の山岸さん、加藤さんと共に10月からの新体制で厨房が始まっています。DSC_0101.JPGのサムネイル画像
私が入職した10年前はスタッフ4名でしたが、(一瞬でしたがいちおその時は私が一番若かった...)今は20代から60代までの7名のスタッフがそれぞれの考えを持ち寄りながら、日々仕事に頑張っています。仲間を尊重し、理解しながら、言いづらい事もきちんと言えるような、深い信頼関係を結んでいきたいと思っています。

投稿者:厨房 田幸 紀子

「3マンス mama- plaza」 メンバーデビューしました

Date.
2018.10.09
Category.
お役立ち情報, 雑感・その他

こんにちは、さかたさん (2).JPGのサムネイル画像のサムネイル画像助産師の坂田です。

今年は「大型で強い台風」と言う言葉をニュースで聞くことの多い年でしたね。
それに、速報が入れば地震のお知らせ...
10数年前、上の子を出産して新米ママだった私は、独身の頃以上に災害や、事故、病気(感染症)などのニュースに神経質になっていたのを思い出します。
守られれてきた立場から、守る立場になったな...と自覚。。。同時に、守り切れるのだろうかと不安ばかりでした。

当院では災害とは違いますが、
「3マンス   mama- plaza」と言う、生後3ヶ月を迎えるママと赤ちゃんに集まって頂き、赤ちゃんの発達に伴って起こりやすい事故について、
起こらないようにするための対策と起きてしまった場合の対処方法をお伝えするイベントが毎月行われています。
説明だけではなく人形を使って一人ひとり体験して頂けるので、いざと言う時に少しでも早く対処してあげられると思います。
本当は有って欲しくない事ですが、いつ起こるか分からないのが事故ですから、ぜひ身に付けて頂きたいなと思います。

(詳しくは当院HP子育て支援のページをご覧ください)

⇒⇒ http://www.itakura-cli.jp/obstetrics/support/

私も9月からイベントのメンバーに加わりましたがさかたさん (1).JPGのサムネイル画像のサムネイル画像
3ヶ月前にお産されたママと赤ちゃんの元気な姿を見ることが出来るので、毎回楽しみにさせて頂いています。不安ばかりだったママの、見違えるように手慣れた抱っこや授乳、赤ちゃんに話しかける姿に、なぜかこちらも励まされます。

赤ちゃんは発する言語より数倍の
内言語(言葉としては現れないが、理解する力)
をもちますので、赤ちゃんのためにもぜひ色々な体験や触れ合いの出来る場に親子で出掛け、共通の良い刺激を受けて楽しんで下さいね。

投稿者:助産師 坂田 智美

「医療メディエーション」研修会に参加しました

Date.
2018.10.01
Category.
雑感・その他

こんにちは!看護師の小林です。DSC_0145.jpg
大分涼しくなってきましたが、体調には十分気をつけてくざたいね。
9月に「医療メディエーション」という研修会に参加してきました。

「医療メディェーション」とは患者様側と医療側ですれ違いやトラブルが起こった場合、第三者のメディエーターが加わり両者のお話をよくきき、良い関係に進められるようにお手伝いをする事を言います。
「メディエーター」は患者様側と医療者側の架け橋となり中立な立場で両者の話しを聴き、双方の会話を促進することが役目です。

今回、トラブルの実例を基にグループに分かれてロールプレイを行うことで、実際をイメージした学びの場となりました。

両者のきもちを組んで話を聴き、対話をすすめていくことが難しく感じましたが、有意義な時間でもありました。

2日間という短い期間でしたが、貴重な経験をさせていただきました。

今回は諏訪中央病院が会場ということで、以前クリニックにお招きした講師の「名取通夫 氏」との再会もあり、気軽にお声がけいただきうれしかったです。

(写真は  左;小林尚子   右;名取氏  です。)

投稿者:看護師 小林 尚子

信州大学の院内助産リーダー育成コースの5期生として

Date.
2018.09.26
Category.
雑感・その他

みなさん、こんにちは!助産師の青木芳薫です。よしの.jpg

日中はまだ暑い日もありますが、朝晩は涼しくなり、秋がいよいよ深まってきましたね。

                 

突然ですが、皆さんは院内助産と聞いて、どんな事を想像しますか?

あまり馴染みのない言葉だという方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

院内助産とは、緊急時の対応が可能な医療機関において、助産師が妊産褥婦とその家族の意向を尊重しながら、妊娠から産褥 1か月頃まで、正常・異常の判断を行い、助産ケアを提供する体制をいいます。

助産師中心の継続ケアを提供することで、妊産褥婦とその家族との信頼関係が構築され、安心感や満足感につながり、硬膜外麻酔分娩や吸引・鉗子分娩、会陰切開等の医療介入を最低限に抑える効果があることも報告されています。しかし、一人の助産師が一人の妊婦を継続的に受け持つプライマリー制の実施は、交代制勤務を行っている医療機関では困難なことが多いです。そのため、少人数の助産師がチームを組み、妊産婦を継続して担当すること等の工夫で、助産師外来から院内助産まで継続して支援することができる病棟外来一元化の体制を導入、つまり、妊娠から産褥 1 か月頃まで、継続した助産ケアが提供できるよう体制を整備している総合病院も増えてきています。(院内助産・助産師外来ガイドライン 2018より一部引用)

 当院では、前述のような院内助産は行っておりませんが、医師とスタッフが協働しながら、妊娠期から産後に至るまで、みなさんの気持ちに寄り添えるようなケアにあたらせていただいております。

 

 このような院内助産の普及や主体的な活躍ができる助産師の養成を目的とした研修が信州大学では行われています。

そして、わたくし青木は、10月から信州大学の院内助産リーダー育成コースの5期生として、半年にわたり研修へ参加することとなりました。

 研修では助産外来・院内助産運営のための知識・技術の習得やコミュニケーション論・リーダーシップ論などなど...様々なことを学び、吸収する機会がありそうです。

院内で皆さんにお会いできる回数は少なくなりますが、今回の研修を通して少しでも多くの学びを院内に活かせるよう励んできたいと思います!

投稿者:助産師 青木 芳薫
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