スタッフブログ

「一期一会」の想い。

Date.
2016.05.28
Category.
雑感・その他

こんにちは!CRIの丸山です。

今年の冬は雪が少なかったせいか、季節の訪れが2週間ほど早まっているようで、いつもより早くクリニックとスタジオ・ボイトの花壇の植え替えを行いました。毎回「越ガーデンデザイン事務所」の越さんにお願いして作業を行っています。スタジオ・ボイト入口の「つるバラ」もきれいに咲き始めました。20160527_171325.jpg昨年はマイマイ我の幼虫が大量発生し大変だったな~。雨上がりのアプローチにはカタツムリとミミズの赤ちゃんが散歩中。生命の息吹を感じるこの季節はなんだかウキウキしてきますね。

57歳でクリニックにお世話になり4年。この春からは勤務時間を少し減らして勤務しています。私は患者さんのお部屋を訪室する時、これから過ごす数日間をゆっくりくつろいでいただく為に、そして頑張ったお母さんに届くように・・・そんな気持ちで「ご出産おめでとうございます」の言葉を掛けます。先日部屋周りの際、気さくに声を掛けてくださるお母さんがいらっしゃり、会話から前回も私が担当したことのあるお母さんであったことが分かりうれしくなりました。「一期一会」の言葉のようにお一人おひとりの出会いを大切にしたいと思って接しています。20160527_171232.jpg

そして、数日間を過ごし退院していく姿には、これからの育児頑張って!!の思いを込めて「退院おめでとうございます」の言葉を掛けます。赤ちゃんを愛おしそうに抱っこし、退院していくお母さんはホントに☆きれい☆//です。そのお母さんを見送る私もうれしく思うひと時です。

余談ですが、入院するお部屋の枕が新しくなっています。ひと部屋に2種類の枕を置いていますので、お好みでご自分にあったものを、好きな高さで好きな位置でお使いくださいね。

投稿者:CRI 丸山 恵子

クリニックミッション☆キーワード

Date.
2016.05.16
Category.
お役立ち情報

こんにちは。助産師の天野です。
板倉レディースクリニックに関わる全ての皆様お元気ですか?
 私の一番上の孫(予定日をまる2週間遅れて産まれました)も竹内先生の娘さんと同じく1年生になりました。1461206916579.jpgゴールデンウィーク前までは、毎朝涙を流して登校していた様です。(最近はどうかな?)学校は楽しいと毎日元気に帰ってるらしいですが。何故だろうとまわりの大人はいろいろ考えてしまいますよね。本人にコッソリ聴いてみると"ひ・み・つ"だそうです。同じ保育園から通うお友達が居ない寂しさかな~?なんてババは心配しちゃうけど、そこは母親(娘)もそうでしたので同じ体験を知っている親に任せておきましょう。 ただ、育児真っ最中の、朝の慌ただしく時間の無い時に、毎回、同じ事の繰り返しの行動をされると【カチン】と来てしまい 【怒鳴って】しまいがち。【ひと呼吸して】対応 してくれているかな?
 さて、私達看護スタッフは、院長のご指導のもと、新生児蘇生法(NCPR)産科救急(京都プロトコール・ALSO)等、日々勉強させて頂いてます。今年はこれに加え『より安全なクリニックにしよう』のキーワードの下、「日本の妊産婦を救うために2015」の本にある、妊産婦合併症の症例をまとめ、今後の医院での関わりに役立てるには?を考え発表すると言う課題をいただき、毎月の部署ミーティングの中で発表する事を始めています。IMG_20160509_064002.jpg直面したくない稀少な症例を学習する中、自分自身が妊娠前から自分の身体に関心を持ち、日々の身体の変化に目を向ける事。私達は、その変化や訴えに疑問を持ち、隠れた異変が無いかを見極めて、皆様のためのベストを見つけることが、私達の目指す『より安全なクリニック』に近づくのではないかと感じています。
 当院では、妊娠され出産される皆様に《おたずね》と言う質問用紙の記入をお願いしています。心臓・脳・甲状腺・骨・目・耳・等様々IMG_20160509_064542.jpgな病気や症状に思い当たる事が有ったら、記入していただいたり、話してみてください。一つひとつリスクを回避し、安全に、妊娠・出産・育児へと進めるようお手伝いしたいと日々過ごしています。1462097914590.jpg

投稿者:助産師 天野 一子

子育てスキル

Date.
2016.05.09
Category.
お役立ち情報
こんにちは。医師の竹内です。はるか先生1.jpg
GWが終わり、リフレッシュした方もいれば、かえって疲れた方も、両方いらっしゃることでしょう。
我が家はこの春、娘が小学校新入学だったので、なんだかそわそわして4月を過ごしましたが、ようやく落ち着いてきました。
今日は、私が最近効果を感じている子育てスキルを紹介します。
「質問型の声かけ」です。
普段、子どもが何か不適切な行動や発言をしたとき、
「ダメでしょ!」とか
「なんでそんなことするのっ!!」と怒鳴りたくなること、よくありますよね。
そういう時に、ダメ出しする代わりに、
「それって、いいやり方かな?」
と、質問を投げかけます。
・・・これだけです。
ダメ出しワードは言わずに、質問だけします。
人は、質問されると、考えます。
親が怒鳴ると、子どもも言い返してきたり、すねたり、対立構造が生まれてしまいますが、それって.jpgのサムネイル画像
この「それっていいやり方かな?」だと、親子関係も良くなりますよ。
とはいえ、「カッとなるとそんなこと言ってられない!」と思う方もいると思います。
どんな人だって毎回は無理です、3回に1回くらいでいいんです。
ダメ出しの代わりに「それっていいやり方かな?」に変えてみてください。
私はキッチンの壁に、「それっていいやり方かな?」と書いた紙を貼って、忘れないようにしています(写真)。
ぜひお試しくださいね。
投稿者:医師 竹内 はるか

患者さんに一番近い存在

Date.
2016.05.02
Category.
クリニックからのお知らせ

皆さんこんにちは!夏が近づいて来るとおでこの日焼けが気になる受付の久保田です(*^^*)

さて、例年、6月から始まる長野市子宮がん検診が今年から一ヶ月スタートが早まり、5月からになりました。20歳から、5歳刻みの歳に無料クーポンが届き、更に今年度は平成23年から27年の間、クーポンを使っていない人に再度、届けられます。

より多くの人に子宮がん検診を受けてもらいたいという強い想いが感じられますね。image1 (004).JPG

でも、婦人科ってなんか足が遠のきますよね。私も板倉の受付に立っていて、偉そうなこと言ってますが、皆さんと一緒で婦人科は苦手です。出来ればお世話になりたくない。だから不正出血でもない限りかかったことはありません。ただ、板倉の医師3人は日々、考えています。もっと多くの人に婦人科検診を受けてもらいたい。その為に自分達が出来ることは何か。受付スタッフも患者さんに一番近い存在であり続ける為に考えています。患者さんの不安は何か、安心して通ってもらう為に自分達にできることは何か...

何年か前に年配の女性が、がん検診で来院された時、私にこう言いました。

「もう、おばあちゃんだから子宮がん検診なんてしなくたっていいかしら?」その時、偶然通りかっかった助産師がこう答えました。

「女はいくつになっても女ですよ。ぜひ受けて下さいね。」その通りですね。

女性として、男性にはない素晴らしいモノをもらってこの世に生まれてきたんですから、一生、大切にしなければですね。

その為にもメンテナンスは必要です。皆さんに一番近い存在の受付スタッフがお待ちしています。

 

 

投稿者:事務 久保田 ゆかり

「出会い、結びつきを大切に」

Date.
2016.04.25
Category.
雑感・その他

みなさんこんにちは、厨房の吉岡です。
春 4月は出会いの季節ですね。
当院の隠れ家的存在のダイニングルーム「ゆい」がオープンし、4月で2年が経ちました。_20160420_195818.jpg
沢山のお母さん方との出会いがあり、中には『1人目のときも「ゆい」に来て、2回目なんです』とお話してくださるお母さんもいらっしゃいました。
「ゆい」に関わってくださった沢山の方々のお陰です、本当にありがとうございます。
 お母さんとお母さん、お母さんとスタッフの「結びつき」をこれからも大切にしていきたいと思います。
入院中の気分転換に、どうぞ気軽にお越しください。

「ゆい」では新たに季節の装いの一角をもうけ、お花とともに毎日お母さん方をお待ちしております。
4月のテーマは「入学」、大きな一歩を踏み出したり、お出掛けにぴったりな季節というイメージで飾り付けてみました。
春のふんわり優しい雰囲気の中で、お母さん方の癒やしになりますように、と気持ちを込めながら...。DSC_1016~2.jpg
バクちゃんがこっそり隠れているので探してみてくださいね。
そして5月のテーマは「こいのぼり」、料理長がバッチリ飾り付けてくれました。
ぜひFacebook「板倉さんちのママごはん」での更新もご覧ください。

投稿者:厨房 吉岡 みずき

命の恩人

Date.
2016.04.18
Category.
雑感・その他

こんにちは。助産師の小林由美子です。

4月も半ばとなり春本番ですね。私は、四季の中で春が一番好きです。その理由は自分が春生まれだから・・・かもしれません。CIMG4010.JPG

 

私の実家は農家で、私の誕生日は田植えの初日でした。朝早くから田植えの準備をしていたところ、妊娠9か月の母のお腹が急に張ってきたそうです。様子を見ながら準備を続けていると腹痛に。そして痛みはどんどん強くなっていき、経産婦であった母は「生まれる!!」と感じ、急いで自宅へ。ギリギリ布団の上で私を産んだそうです。田んぼへ出かける前で良かったです。

 

5時15分・体重2,050g・身長45㎝の小さな赤ちゃんの誕生です。生まれた時刻から推測しても、陣痛が来てからあっという間の出産だったようです。

予定日から計算すると34週の早産児です。

妊娠22週0日~36週6日までを早産と言い、この時期は赤ちゃんの体の機能は未熟です。この時期に①出血したり②お腹が張って軽減しないようでしたらご連絡くださいね。

 

私が産まれてから地域担当の産婆さんに来てもらい、低血糖や低体温の予防等いろいろアドバイスをいただいたそうです。予期せぬ時期の出産となった母にとって彼女の存在はとても心強かったと思います。私は担当してくださった産婆さんのアドバイスと母の愛情、そして春という暖かい季節に救われたのです。

私が7~8歳頃だったと思いますが、母と出かけた際に偶然担当してくれた産婆さんに会うことができました。小柄で品のいいおば様と記憶しています。母は「あの時お世話になった子です」と私を紹介してくれました。その際、私に向けられた二人の優しい眼差しを覚えています。私が助産師になった理由は幾つかありますが、この産婆さんの影響は大きいです。CIMG4023.JPG

 

久々に自分の母子手用を見て、「助産師になりたい」と思った時のことを懐かしく思います。お産で関わったお母さん達に「あの時お世話になった子です」と紹介していただけるよう心新たに働いていきたいと思います。よろしくお願いします。

投稿者:助産師 小林 由美子
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