スタッフブログ

「産後ケア」いよいよスタート!!

Date.
2016.09.20
Category.
お役立ち情報, クリニックからのお知らせ, スタジオ・ボイト

こんにちは。

産前産後ケア部長の内村です。DSCN2217.JPG

台風の影響か急に肌寒く感じてきましたが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

 

みなさんは「産後ケア」って聞いた事がありますか?

最近、「産後クライシス」とか「産後うつ」とか、産後のお母さんに関する事が話題に上がる事が多くなってきたので、ご存じの方も多いかと思います。

今年板倉レディースクリニックでは「産後ケア」に力を入れて行こうという事で、1月に韓国の産後調理院「ラ・マドレ」を始め、各施設の視察見学や院内外勉強会を開いたり出席したりと勉強を重ねてきました。

 そして、いよいよ10月から当クリニックのスタジオボイトを使って、「産後ケア」を始める事が決まりました。

まずは今まで行ってきた「1週間健診」の充実・・・という事で、外来で行っていたものをボイトに移し、お母さんの不安や心配事をゆっくり聞けるように準備しています。

退院後、赤ちゃんとの生活で不安に思う事・・・その多くはおっぱいの事、赤ちゃんの体重の事、兄弟や家族との関わりなど・・・お母さんが不安や心配事を抱える事なく、赤ちゃんとの生活をスタート出来るお手伝いが出来たらと思っています。

 

11月からは休めるスペースも作り、半日・一日とゆっくりボイトで過ごして行けるような施設にして行く準備も始めています。

産後・・・

「実家が遠くて帰れないが赤ちゃんと日中二人でいるのは心配」・・・な、お母さん(ママ)。

「奥さんが疲れているようで自分が仕事に行っている間心配」・・・な、ご主人。

「娘(嫁)が帰省分娩で帰って来ているが、自分も長くは仕事が休めない、自分の体調が優れない、介護が必要な家族がいる」・・・な、おばあちゃん。

 

私たちにお任せください!

産後ママや新生児を看て来たスタッフが責任もって二人をお預かりします。

 

10月にスタートはしますが、皆さんの声を聴きながら充実したものにして行きたいと思いますので、板倉レディースクリニックの「産後ケア」をよろしくお願いします。

投稿者:産前産後ケア部長 内村 圭江

個別栄養相談は自分と見つめ合う時間

Date.
2016.09.12
Category.
雑感・その他
こんにちは。厨房、管理栄養士の戸谷です。
 
栄養相談が始まって、1年が過ぎました。現在も月2回(第2、第4の水曜日の午後)のペースで行っています。主に妊娠糖尿病の方、BMIが高め、体重が増えてきてしまった方が対象です。
 
1回のご相談ですが、何か一つでも患者さんの心に残るような内容になればいいな、と思いながら毎回お話を伺っています。
 
今まで相談をしている中で色んなお母さんに出逢いました。お母さん方には少なからず「ちゃんと赤ちゃんの事を考えて、栄養を摂りたい。」という気持ちがありました。
毎日、夜遅く帰宅するご主人の為に温かいご飯を作って待っている、というお母さん。上のお子さん達と少しでも触れ合う時間を作りたい、というお母さん、保育園の送り迎えや、家族のお弁当作り、状況は皆さん一人一人違えど、共通しているのは「自分の事は後回し。」という現状でした。なので朝食は菓子パンなどで簡単に済ませてみたり。朝食と昼食が兼用になっていたり。家族想いが裏目に出てしまっているのです。
 
忙しい中でも、気持ちにゆとりを持っていられたなら、お母さん方も少しは自分のコトも大事にしてあげられるのではないかな。
そう考え、栄養相談はどちらかというと、指導ではなく、自分と見つめ合あう時間です。
 
栄養相談を立ち上げる一番最初、皆で決めたことがあります。
それは「否定をしない。」ということです。
 
お母さん自身が主体となって、前向きな気持ちでお食事と向き合ってほしいという願いからです。私達はそのお手伝いをさせていただきます。
これからも家族の健康を担って行くお母さん。お母さん自身がいつまでも健康で、笑顔で、明るく、家族みんなの元気の源であってほしい、そんな想いで栄養相談をしています。
 
チラシが出来ました。もし、声を掛けられたらご検討ください。attachment00.jpg
 
お帰りの際はきっと、笑顔です。
 
投稿者:厨房 戸谷 寿江

働くこと・患者様とお話しすること・板倉が大好き

Date.
2016.09.06

こんにちは。事務の角田です。
今年の残暑は厳しいですね。体調崩していないですか?

9月に入りまして、事務に新しいスタッフが入りました.。image2.JPG

村山さん・楢本さんです。仕事に慣れるまで皆様にはご迷惑をかけることもあると思いますが、温かく見守っていただけたらと思います。笑顔が素敵な2人をよろしくお願い致します。

なぜここで2人の仲間が増えたのかというと・・・。先月の宮嵜さんの退職に続き、私も今月末で退職することになったからです。実は第1子を授かりまして、現在30週(8ヵ月)になります。仕事を続けるか悩んで悩んで悩みました。私は働くことが大好きですし、何より患者様とお話をするのが大好きです。そして板倉レディースクリニックが大好きです!出産して1年で復帰しようと考えましたが、子供の1歳は一瞬であっという間に成長してしまう。そんな一瞬一瞬を見て、育てたい!と思いました。
退職する事はとても寂しいですが、ここで働いた約5年間は私にとってかけがえのない時間です。沢山お世話になったスタッフの皆さんには感謝しかないですm(_ _)m。退職したら出産が待っています!最後の最後まで迷惑をかけそうですが・・・(笑)頼れるスタッフがいるので出産頑張ります!!
大きいお腹・大きい体で残り1ヵ月、精一杯頑張ります☆あと少しですが、よろしくお願いします。

投稿者:医事総務課 角田 唯真

子供の貧困対策に取り組んでいます

Date.
2016.08.30
Category.
お役立ち情報, 雑感・その他

こんにちは。副院長の渡邉です。

みなさん、いま日本の子どもの6人に1人が貧困だという話を聞いたことがあるでしょうか。貧困の子どもなんて海外での話だと思っていましたが、自分達の国でも実際に貧困があり、そのために一部の子どもたちは十分な食事がとれなかったり、将来への夢を諦めてしまうという現実を知って私は衝撃を受けました。

われわれ産婦人科従事者にとって、新しい命をこの世に元気に送り出すことが使命だと思っていますが、その送り出した先の世の中が、子どもにとって育ちにくい環境であるということは大きな問題と考えます。

そこで、われわれ産婦人科として何か出来ることはないか検討してきました。貧困問題を解決できる訳ではありませんが、民間の力で地域住民の方々とともに子どもたちを見守り育てていくことは出来るはずです。なべちゃん.jpg

この考えにご賛同いただいた長野市・更北地区社会福祉協議会、更北民児協、子育て支援グループの方々とともに現在計画を進めています。具体的には妊娠中からの貧困家庭の早期把握とサポート、こども食堂や無料学習塾の開催などです。このような活動を通して、子ども達を孤立させず、将来への夢や希望を持てる環境を作りあげていきたいと考えています。

子ども達は未来を担う大きな希望です。そして子ども一人一人が、安心して、心豊かに、自分らしく生きる権利を持っています。そんな子ども達の成長をサポートしていけるよう、これから地域の皆さんにもご協力をお願いすることがあるかと思います。もしご興味がある方は、当院のメールアドレスまでご一報をお願いできれば幸いです。よろしくお願いします。

 

 

 

投稿者:医師 渡邉 貴之

たくさんの優しさに支えられて・・・

Date.
2016.08.22
Category.
雑感・その他

こんにちは検査技師の駒村です。みほちゃん1.jpg
お盆が過ぎ、朝晩は涼しく窓から風が入る日は夜も寝やすくなりました。体調は崩されていませんか?
この度二人目を授かり、827日から産休を頂く事になりました...。とはいっても今回の妊娠、切迫早産になり27週から自宅安静でお休みを頂いています(^_^;)
早産とは220日から366日までに産まれる事を言いますが、切迫早産とはその一歩手前の産まれそうな状態のことを言います。お腹の張りが頻繁に起こり、子宮口が開き赤ちゃんが産まれてきそうな状態を言います。下腹部痛やお腹の張り、不正出血や破水などが切迫早産の兆候に挙げられます。
私の場合は、お腹の張りと子宮頸管が短くなってしまった事による切迫早産でした。自宅安静と言われた頃は34週まで働いて普通に産休に入るものと思っていたので、働きたいという思いとの葛藤でしたが、先生やクリニックスタッフの色々な面での優しさに支えられてお休みを頂く事になりました。「炊事・洗濯・掃除はしないほうが良い」、「上の子の抱っこもできればしないほうが良い」との事で実家の父や母、弟家族、旦那や子供に手助けをしてもらいながらやっと33週になりました。二人目になると上の子にどうしても手がかかり、働いている時は寝る前のほんの数分しかお腹の子と向き合う時間がありませんでしたが、お休みを頂いてからは胎動を感じる時間を多く持てたり、どんな名前が良いかなぁと考えたりする時間が持て、とても貴重な時を過ごす事ができています(*^^*)みほちゃん2.jpg
上の子はというと今27ヶ月になりますが、ここ12ヶ月をピークに今まで自分でできていた事を何でも「やってやって」、「かかは?かかは?」と、どこにでもついてきます(^_^;)。前は赤ちゃんのエコーの写真を見せて見せてと喜んで見ていましたが今は全く興味を示しません...。
まさしく赤ちゃん返りです(^_^;)
赤ちゃん返り...卒乳や弟や妹ができ自立の一歩を踏み出す年齢によくみられるようで、自分で色々出来るようになり自立への自信になる一方で親から離れていく寂しさも芽生えるためのようです。そんな時に赤ちゃんのような存在に戻って、親の愛情を確認する事で不安をなくそうとする行動にでるようです。赤ちゃん返りの発端は何かしらの不安や出来事からくるストレス。自分が赤ちゃん返りしている時の親が感じるストレスにも敏感。なので一緒に乗り越えることが一番!...なのですが大変ですよね(^_^;)子供にも色々我慢してもらっているので、そんな姿を見ると涙が出るときもたびたびあります。
今回の妊娠、たくさんの人の優しさに支えられ、お腹の赤ちゃんも順調に大きくなっています、お世話になりながらあと3週間は頑張りたいと思います。なかなか健診で顔を見せてくれない我が子ですが、一番顔の見やすい27週頃では上の子とお腹の赤ちゃん2人共顔を見せてくれました。似てるのかな...?みほちゃん3.jpg
妊娠・出産というとママがメインではありますが、家族やまわりのみんなの大きなイベント。エコーのお部屋はどなたでも一緒に見て頂けます。上の子が騒いでしまっても大丈夫です。是非同じ時を感じる機会を多く持って頂けたら嬉しいです(*^^*)

投稿者:検査技師 駒村 美穂

思い出に残る写真を残せるように・・・

Date.
2016.08.15
Category.
雑感・その他

こんにちは。検査技師の小山です。IMG_1622.jpgのサムネイル画像
毎日暑い日が続いてますが皆さん体調崩していませんか?
今月始めに育休から復帰しました。復帰前はとても不安でしたがいざ復帰してみると妊婦さんのお腹の赤ちゃんを見るのがとても嬉しい毎日です。
我が家には子供が三人います。なのでお腹にいた時の超音波の写真も三人分あります。先日長女がどこからか超音波の写真を探してきて「これ末っ子のお腹にいる時の写真だよね!」と持ってきました。「なんで末っ子って分かるの?」と聞くと「だって末っ子たまにこんな顔してるじゃん!」と言ってました。本当かな??そんな末っ子の超音波の写真から約1年後こんなに大きくなりました!
妊婦さんの思い出に残る写真を残せるように日々努力していきたいと思います。

投稿者:検査技師 小山 真紀子
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